高速道路でパニック発作を起こしてしまった話
こんにちはMOFUです。
私は28歳3児の母です。
今回は私が治療中のパニック障害についての体験談です。
1人で高速道路を走行していたらパニック発作を起こしてしまいました😨
その時のことをお話ししていきます。
この記事を書いた人
- 双子の女の子👧👧と末っ子長男👦のママ
- 3人の子育てをして便利だったものなど発信しています!
- 元自衛官🫡
- 現在パニック障害治療中
1人で高速道路に
先日の休日に、夫と子ども達が車で片道約5時間かかる夫の実家に泊まりに行きました。
私は猫達がいるのでお留守番です🐈🐈
1人になり時間が出来たので車で片道約2時間のコストコに買い物に行くことにしました。
ほとんど高速道路を使っていきます。
パニック発作は高速道路でも出ることがあることは知っていましたが、2ヶ月程前に子ども達と私(大人は私だけ)で高速道路に乗ってコストコに行ったことがあったので問題ないと思いました。
しかし、高速道路に入った途端、「なんか…無理かも」と思い心臓がバクバクしてきました。
でも、もう高速道路に入ってしまったので後戻りできません。
「このまま何とか頑張って次で高速道路を降りよう」
と頑張ろうと思いましたが、どんどん心臓がバクバクしてきて息苦しくなりました。
「もう無理、怖い」と思った時にちょうど非常電話がありました。
そこには車を停められるスペースがあったのでハザードを付けて安全な位置に車を停止しました。
空間の圧迫感、息苦しさ、心臓のバクバクでとっても怖かったです。
今すぐにここから逃げ出したい、助けてほしい気持ちでいっぱいで涙を流していました。
頓服のパニック発作時の薬を飲んで、すぐに夫に電話をしました。
夫と子ども達はちょうど夫の実家に到着した頃でした。
夫は電話越しで何とか落ち着かせてくれようとしましたが、私は全然落ち着きません。
電話で夫と5分ほど会話していると、高速パトロールカーがきました。
パトロールの方にパニック障害であることを話すと、とても優しく対応してもらえました。
そして、この2択を提案されました。
⚫︎誰かに迎えにきてもらって車を回収してもらう、つまり運転できる人が2人必要。
高速道路に車を置いていくのは不可能。
⚫︎レッカー車を手配して車を回収してもらう。
しかし、事故などではないので保険が使えないかもしれない。全て実費。
薬を飲んだので頑張って次のインターチェンジまで(20分程度)運転して行ってみようと思いパトロールの方に話しましたが、この先長いトンネルが3本あるからやめておいた方が良いと教えていただきました。
絶望的でした。
夫に来てもらうとして、私のいるところまで来るとなると5時間はかかってしまいます。
しかも運転できる人が2人必要なのです。
私は無知な上パニック発作中なので、「レッカー車ってどうやって呼ぶの?」と全然頭が働きませんでした。
私の家の近くに住んでいる母が仕事休みだったので電話をしました。
正直、母には心配かけたくなかったので言いたくありませんでしたが、もうどうしようもありませんでした。
母はとっても驚いていましたが、すぐに仕事中の父に連絡をとってくれて両親が迎えに来てくれることになりました。
助けが来てくれることに安心したのと薬が効いてきたのもあり、この時にはパニック発作はほとんどなくなっていました。
両親を待っている間パトロールカーが後ろについていてくれて安全を確保してもらいました。
約30分後に両親が到着しました。
両親を待っている間はずっと夫に電話を繋いでもらっていました。
高速道路で私が車を停止させてから両親到着までトータル約1時間だったと思いますが、本当に地獄の1時間でした。
これが高速道路上でパニック発作が起きた時のお話しです。
心配をかけてしまった夫、両親には本当に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
パトロールカーの方にも感謝です。
父は仕事を抜け出して来てくれました。
怒られてしまうかな…と思い両親に謝りましたが、
「挑戦しようとしたんだもんね、全然大丈夫なんだよ☺️」と笑って許してくれました。
家に送り届けてもらい安心したのか、どっと疲れと薬の副作用が出てきて眠くなりお昼寝しました。
その後
今まで大丈夫だった近所の外出が怖くなってしまいました。
信号待ちや大きな橋を渡ることがとても怖く感じるようになりました。
それほど私にとって高速道路でのパニック発作が怖いものだったのです。
もうひとつは、また発作が起きて誰かの助けが必要になった時にまた迷惑をかけてしまうのではないかと考えてしまい自分の行動に制限をかけてしまっています。
発作が起きた時に自分1人で何とかできる自信がありません。
最近は必要最低限の外出しかしておらず、家に引きひきもることが多くなってしまいました。
頓服薬を飲まないと職場に行けません。
最近は少し辛いけど、これからまた少しずつ治していきたいと思います😊
最後まで読んでいただきありがとうございました。
良い1日を♪
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